何もやっていないようで。
ひとのま学園のお話。
ぱっと見、ひとのま学園の日常を見ていると、
「何にもやっていない」ように見えます。
だらだらゲームをやっているように見えたり、
だらだらパソコンで動画みてるように見えたり、
好きなようにやってるように見えたり。
「学校も行かないで何やってるんだ。もっと意味ある事をするべきだ。」
なーんて時々、大人に僕は怒られるのですが、
しっかり見てると、だらだらではないのですよ。
だらだらしてそうに見える中に、絶妙な思いやりが隠れていたり、
だらだらしてそうに見える中に、確かな成長の跡が隠れていたり。
以前のだらだらと、今のだらだらの変化を見ているだけでも、
「あぁ、子どもって、人の中にいるだけで勝手に成長するものなのかもしれないなぁ。」
なんて思わせてくれます。